今使用しているPCが古くなったため、年末にPCを新調した。 今のWindows 10 WSL2環境がよく動いて使いやすいため、次もWindows機を購入した。 しかしWSL2をインストールしたところ動きが不調になった。

現象としては以下の通り。エラーログは取り忘れた。。。

  • Astroの開発モード npm run start がやたら遅い

  • 起動し終わり、localhostでアクセスしてもしばらく待たされる。

  • node_modulesを全部消して npm i したところローカルファイル取得のエラーが発生する。

    • ただし、手動でcatやviewをしても見れるエラーとなるファイルは表示できる

    • 削除して入れ直してもだめ

対応

以下の対応を行い今のところ不具合は解消した。

  1. OSを工場出荷状態に戻す

  2. Windows 11 Homeの状態でWindowsUpdateを利用し22H2までバージョンアップ

    • バンドルされているOSがWindows 11 Homeなため

  3. WSL2を旧来の方法でインストール

  4. Docker Desktopをインストール

  5. Windows 11 Proにアップグレード

  6. ESETのFirewall設定でWSLからの通信(53のtcp/udp)を許可

メモ

不具合が発生していたwslコマンドと対応後のwslコマンドで差がでている。

  • versionオプションがない

    • wsl --version を実行すると怒られる

  • WSL2で ps aux したときに9pがいない。

    • ただし df -T すると /mnt/c は 9pになっている

      • drvfs 9p 975827268 99710596 876116672 11% /mnt/c

    • エクスプローラのLinuxからは \\wsl$Linuxディストリビューション でアクセスできる